創業無料相談


雇用能力開発機構(神奈川センター)の起業ご意見番に認定されています。


 

弊社代表「桜井淳」は、独立行政法人雇用能力開発機構神奈川センター」から、創業・新事業展開をお考えの方のための無料相談窓口 「起業ご意見番」(新規創業支援アドバイザー)に認定されています。

各種宣伝企画や、ホームページ活用による販売促進など、何でもご相談ください。60分間、無料です。
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起業する前に考えてみよう(拙著紹介)

第一回:サラリーマン経験を活かそう

これから起業する人、起業したばかりの人のための文章を書きたいと思います。

学生さんがそのまま起業することも少なくない時代になって来ましたし、そういったベンチャーが成功している実例も数多く聞きますね。斬新なアイディアと豊富な知識で今までにない商品やサービスを提供することの出来る人は素晴らしいですね?

しかし、なかなかそういった人ばかりではないと思います。何らかの事情でサラリーマンの生活から、自分で自分を雇う生き方を選択することにする人も多いようです。

私はこのサラリーマンの経験がものを言うのだと思います。
サラリーマンのメリットは、会社が仕事を教えてくれること。それから、会社の看板を利用して、自分個人の名前だけではなく、会社の人格で対外的な折衝が出来ることです。

起業するとなると、仕事を教えてくれる人も自分の会社にはいませんし、個人の名前がイコール会社の名前であり、逃げも隠れも出来ません。
だからこそ起業するのはエキサイティングだし、やりがいがあるのですが、苦労も絶えないのです。

起業するにあたっては、サラリーマン時代に得意にしていたこと、サラリーマン時代に得た知識を必ず活かすべきなのです。

例えば、サラリーマン時代に扱っていた商品に関する知識だとか、そのセールストーク、営業の進め方などはその典型で、起業するにあたり、立ち上げる会社の商品をどう説明するのか?どのようにして売れるようにするのかと言ったことを考える時、必ず活用することを念頭におきたいものです。

そのために具体的な行動は、サラリーマン時代の経験、並びに学生時代、それからプライベートな趣味・特技などの時間の使い方の書き出しです。これを私は「人生の棚卸」と学びました。

今までの自分を冷静に客観的に見つめ、何が出来るか?何を学んできたか?何が他人より勝っているのか?それから何なら心血を注いで頑張れるのか?を列記するのです。
そうすると必ず、見えてくることがあります。営業戦略であったり、販促戦略であったり・・・、これをしないで起業のための事業計画を立てることは、持っている資産の持ち腐れです。もったいないことです。活かせるものは一つでも二つでも活かして、頑張りましょう。

第二回:高度経済成長期の体験

多くのサラリーマン経験者は何らかの形で高度成長期の影響を受けているものと思う。
高度経成長期と言われる55年から74年当時に社会人でなかった人も、この時期を過ごしてきた先輩たちと一緒に仕事をする機会もあったであろうし、この時期に生まれた産業が今の日本の企業の多くを形つくっているのではないか?

では、この時期にもたらされた文化、風習は、この当時のサラリーマンに何を与えたか?
何を与えなかったか?

調べてみたところによると・・・
「高度経済成長時代とは、戦後生産力水準が戦前最高時の水準を回復した1955年から、74年に国内総生産がマイナスに転じるまでの、約20年間をさす。資本主義世界全体も飛躍的発展を経験したが、日本の経済成長率は年平均10%の驚異的なものであった。

 それは、おおむね2期に分けられる。55年「神武景気」から「岩戸景気」を経て東京オリンピック後の65年不況にいたる前期と、66年「いざなぎ景気」以降再び回復して68年には西ドイツを抜いてGNP西側第二位となったが、73年秋の石油ショックで世界経済全体がゆきづまり、日本も「安定成長」への軌道修正を余儀なくされるまでの後期である。
しかしこの時代のインパクトは、経済発展そのものよりも、その国民生活に及ぼした変化にある。「高度成長の光と陰」と社会変動の評価こそ、日本史研究の本質的問題である。

 確かに生活は豊かになった。着物・もんぺ・軍服からスーツ・ネクタイ・スカートへ、ちゃぶ台でご飯と味噌汁からテーブルでのパン・牛乳・インスタント食品へ、木造住宅・長屋から団地・マンションへと、衣食住が変わった。1960年頃の「3種の神器=テレビ、洗濯機、冷蔵庫」から70年代「3C=カラーテレビ、クーラー、マイカー」へと、耐久消費財は充実した。茶の間がリビングに変身し、神棚にかわってテレビが「マイホーム」の中心になった。まだファミリーレストランやコンビニエンスストアは広がっていなかったが、都市近郊の団地に住みスーパーマーケットで買い物というライフスタイルが定着した。いわゆる新中間層が増大しサラリーマンの時代となる。「中流意識」「私生活主義」の誕生である。

 それは、高度経済成長期の「民族大移動」の産物であった。1960-75年の15年間で東京・大阪・名古屋の三大都市圏に1533万人が流入した。農業と農村が変貌して、50年に300万戸あった専業農家は70年85万戸に激減した。集団就職や出稼ぎで、過疎の農村には「3ちゃん農業」が残った。農村にも地域開発で工場を誘致し、コマーシャルを通じて都市型消費に組み込まれた。サラリーマン化した労働者は「春闘」賃上げを励みに満員電車で長時間通勤し働いた。いわゆる企業社会・日本的経営の原型は、60年代に輪郭ができていた。」となっている。
引用:『別冊 歴史読本 日本史研究最前線』所収(新人物往来社、2000年5月所収)
「高度経済成長はなにを変えたか?」 加藤 哲郎(一橋大学)

さて、本稿で言いたいことは、この時期、また、次稿でのるバブルと言う時期を経験した日本の社会は、今、大きく変貌して、当時の価値観の多くが変わってしまっていると言うこと。

今、この時代に起業するものは、高度経済成長やバブルと言う時代をもう一度期待することはまったく考えられない。

しかしながら、この時期を生き抜いてきた人達が今でも消費の牽引車として存在し、この人達の価値観を無視しては今の消費構造は語れないと言うことも忘れてはいけない。

このことは、「この高度成長期に20代、30代のサラリーマンとして会社を大きく成長させた人たちの実績と自信は大きいが、企業経営者としては、それだけでは通用しておらず、更なる時代の転換にきちんと対応が出来た人のみが生き残っている。」と言うことと、「それでもその人たちは、一般消費者としては大きな影響力を持っている」と言うことの二つのことを意味している。

要するに、それほどに「高度経済成長期」というものが現在の日本に大きなインパクトを与えたと言うことである。

これから起業する人はこの高度経済成長期のことを今一度勉強し、自分なりの価値観と照らし合わせて、この時代に生きてきた人達を客観的に捉えることを忘れてはならないのである。

第三回:バブルがもたらしたモノ  

私が、社会人として、某大手小売業の会社の一社員だった頃、当時はあまり実感できなかったのですが、「バブル」と呼ばれた時代がやってきて、あえなく崩壊し、その後、実感できるほどの不況がやってきました。

こんなはずではなかったに設備投資の回収に苦しみ、東南アジアに求めた数箇所の海外店舗の閉鎖を余儀なくされました。

 

私は、このバブル崩壊の時代にある店の宣伝部門の責任者をやっていましたから、毎年毎年宣伝費が削減され、チラシをつくるにも、イベントを行うにも厳しい縮小型予算を執行していかなくてはなりませんでした。

そもそも、バブルとはいったいどういうもので、その崩壊が意味するものがどういうものなのか?いまさら聞けないようなことをおさらいしてみましょう。

「バブル経済(バブルけいざい)とは、実体経済の経済成長以上に資産価値が上昇し、維持可能性を喪失している状態で、投機によって支えられた経済活動であると言える。通常、バブル経済においては、資産価値の上昇を背景にして、活発な投資・消費が行われ実体経済も活性化する。しかし、この活性化は資産価値上昇を合理化するほどの水準にはならない。
日本では1980年代後半からのバブル景気が代表的であるが、世界的には金融資産が増えた近代から頻繁に見られている現象である。    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』・・・・このように記載されています。

さて、今日、起業しようとする人たちは、このバブルの時代をどう理解し、どういった利用をすべきなのでしょうか?

まず、キャッシュフローを何かの投機的商品に投資して、「戦う財務」というようなことは考えない。
本業で手堅く稼ぐようにするということでしょう。

それから、守りを固めるという視点では、投資の回収にかかる時間、金額の見通しを硬めに考えるということだと思います。せっかく新しい商品(プロダクト)の開発に成功しても、日進月歩で技術が進歩することをよく考えて機械設備などの投資の判断をしなくてはならないということもあります。

そして、何より一番当たり前で尚且つ忘れてしまいがちなバブル時代と現在の違いは、当時は「誰でも」「何でも」買ってくれた。新商品の開発にしても、新サービスの提供にしても、「誰が」買ってくるれのか?を考えなくても誰かが買ってくれた。
しかし、今はそうは行かない。すべての発想を「誰が」買ってくれるのか?という基本の認識を忘れず、その「誰か」に、起業するあなたのメッセージがストレートに伝わっていないと「売れる」という結果が伴わないということです。

甘くないですね?でもこれが普通なのではないでしょうか?

続きはまた、今度・・・see you

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